八尾総合病院

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地域医療のカタチ

全ての足の病気に対応し足から健康と生活を守る
「足の疾患センター」が開設

奈良県立医科大学から足領域のトップランナーである田中康仁先生を招聘し、2025年4月1日に「足の疾患センター」を開設。3名のエキスパートに、センターの特徴についてお話をうかがった。

 昭和63年の開設以来、中河内医療圏で救急医療・急性期医療を提供している医真会八尾総合病院。八尾市の基幹病院の一つであり、リハビリ病院や老健施設、訪問看護や診療所など有する医真会グループの中核を担っている。幅広い診療科を設けるなか、昨今は地域の高齢化にともなって需要が高まっているのが整形外科だ。同科では整形外科疾患全般に対し幅広く対応し、手・足・脊椎などそれぞれの専門性を活かした質の高い医療を展開。症例数は年間約1100例を超える。そんな同科では2025年4月、新たに「足の疾患センター」を開設した。同センターを指揮するのは、田中康仁センター長。奈良県立医科大学名誉教授を務め、足の病気や外科の先進的治療法の研究と実践において40年のキャリアを持つ足のエキスパートだ。「足の疾患は、歩行機能の低下や生活の質の著しい低下をもたらすため、適切な診断と治療が極めて重要であります。しかし、欧米と比べて日本では足を専門とする外科医はそこまで多くおらず、様々な足の疾患に対して専門的な治療を受ける機会が未だ十分ではありません。そこで当センターでは足の疾患に精通する3名の専門医がチームを組み、豊富な知識と熟練の技を発揮。診断から治療、手術までを一貫して実践し、歩行機能回復および生活の質の向上に努めています」。専門医による質の高い医療を提供する一方で、大病院にはない小回りの効く診療体制を武器に、治療後のフォローアップにも注力。病期・病態に応じたリハビリにおいては急性期から在宅まで、グループ内の5施設でフォローしてくれる点も信頼できるポイントだ。

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豊富な知識を持ち、卓越した手術手技を誇る田中康仁センター長

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整形外科領域で数々の認定資格を有する統括部長の伊東勝也先生

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日本整形外科学会専門医の若手ホープとして期待される上野優樹先生

 足の骨折や外傷をはじめ、外反母趾やアキレス腱炎、足関節の捻挫・靭帯損傷、足部スポーツ障害やリウマチなど幅広い疾患に対応する同センター。田中センター長は特に外反母趾において日本のトップランナーであり、国内でも有数の症例数を誇る。「実際に当センターでも相談件数の多い外反母趾は成人のおよそ30%に認められるといわれ、男女比は男性1人に対し女性10人と、圧倒的に女性に多い疾患です。痛みに耐えながら日々を過ごしている人も多いなか、当センターでは変形の程度、痛みの有無、ライフスタイルなど患者様の状態に合わせて診断。痛みを和らげ進行を抑える保存療法と変形を根本的に治す手術療法を採用し、治療を計画していきます」。そのほか変形性足関節症や関節リウマチに対する人工足関節置換術、足首の捻挫に対する足の靭帯再建術など大学病院レベルの高度な医療が提供できる点も同院ならではである。同院では救急疾患や入院患者に対する診療を行うため、足に関する日常の様々な痛みや不安についてはまず外来診察を行う隣接の医真会総合クリニックスへ相談してみてほしい。

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センター開設以来、3名の医師が連携しながら数多くの手術件数をこなす。卓越した手術レベルは八尾以外にも広まり、各地から手術依頼を受ける

 「八尾地域でもトップレベルの医療技術を誇る当センターの特徴は総合力であり、医真会グループの連携力を発揮しながら、診断から治療、リハビリまでワンストップで提供することができます。年齢問わず赤ちゃんから高齢者まで全ての人の足の疾患に対応しますので、日常の悩みや慢性的な痛みを我慢することなく、まずはお気軽にご相談ください」。地域における足領域のリーディングセンターとして開設して1年。今後も積極的な先進医療の追求と人材育成によって、地域医療への貢献を目指していく。

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社会医療法人医真会 医真会八尾総合病院
TEL:072‐948‐2500(代)
八尾市沼1‐41

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