関西医科大学くずは病院
整形外科と内視鏡部に 新部長就任
関西医科大学くずは病院にて手術件数を伸ばしている整形外科と、検査件数が増加している内視鏡部。それぞれに新部長が就任し、同院に新たな風が吹こうとしている。お二人に部長就任の抱負をうかがった。

整形外科には5名の常勤医師が勤務しており、四肢・脊椎の外傷、スポーツ障害、加齢に伴う変性疾患などに対応している
部長就任の抱負
浦上
内視鏡部は始まってから日が浅いのですが、人員も検査件数も徐々に増えてきており、これからさらに発展させて地域医療に貢献していきたいと考えています。当院は大学という名前がついていますが、地域密着型の病院という側面があるので、気兼ねなく内視鏡検査を受けに来ていただければ幸いです。
黒川
私はこの病院に勤めて6年になるのですが、整形外科の手術件数が増加していく様子を目の当たりにしてきました。骨折や外傷患者さんの救急受け入れも増加し、ようやく当科が地域の皆様に認知されてきたと実感しています。この流れを途切れさせず継承していきたいです。

整形外科と内視鏡部の強み
黒川
当院の特長は手術を行った後、リハビリを経て自宅復帰まで一貫して治療を受けていただけることです。そして当科の特色としましては、私が専門とする脊椎疾患ではBKPと呼ばれる骨粗鬆性椎体骨折(通称:圧迫骨折)の手術や、低侵襲脊椎手術(MIST)にも積極的に取組んでいます。どちらも身体への負担が少なく回復も早いので、積極的に行いたいと考えています。
浦上
苦痛の少ない内視鏡検査を目標としています。大腸内視鏡検査においては、腸管を広げるためのガスを吸収しやすい炭酸ガスに変え、検査後の腹部の膨張感を抑える配慮を行いました。鎮静剤についても新たに保険適用された薬剤を用い、負担の軽減に取組んでいます。

整形外科と内科の連携
黒川
例えば骨折や外傷などで入院されている患者さんが、食欲がない、便秘がひどい、血便が出るといった内科的症状を訴えた時、すぐに浦上先生や内科の先生に相談し、対応していただける体制が整っています。ご年配の方だと整形外科疾患だけでなく、内科的な持病を持っているケースも多いので、患者さんにとっては安心して入院していただけるのではないかと感じています。
浦上
私は内視鏡部長を担当する一方で消化器内科の診療も行っているのですが、やはり入院患者さんの中に腰が痛い、膝が痛いという方がよくいらっしゃいます。整形外科との信頼関係が醸成されていることで、こうしたケースに速やかに対応できるのは、当院の強みと言えるかもしれません。
地域の方へのメッセージ
浦上
開業医の先生から内視鏡検査を直接予約申し込みができるシステムが以前からあったのですが、手続きが煩雑だったこともあり、あまり活用がされておらずこの度手順を簡略化しました。スタッフ一同技術を高め、検査を受け入れる体制を整えましたので、ぜひご活用いただけますと幸いです。
黒川
私が部長に就任してから開業医の先生に定期的に挨拶に伺い、紹介患者さんがどうなったかお知らせする症例の検討会のようなものを年に数回行うようにしました。こうした地域連携を深めて、地域にお住まいの方が住み慣れた場所で医療を完結できるように、今後も努力を重ねたいと思います。

処置を行う人によって苦痛の差が生じないようスタッフ全体のレベルアップを図り、検査を受ける患者さんの快適さを追求する浦上先生
hospital data
関西医科大学くずは病院
TEL:072-809-0005
枚方市楠葉花園町4-1

